「エンタメ案件がやりたいんです!!ここで働かせてください!!」
こんにちは!2020年新卒入社・ディレクターの千秋です。
採用面接で口を開けば「千と千●の神隠し」ばりにエンタメ・音楽関連の案件がやりたいとアピールし、幸いなことに拾っていただいたあの日から早3年が経ちました。
Webの知識も皆無・ディレクションって何?状態・PC操作すら怪しい可愛い(?)新卒だったわたしですが、3年目の現在、エンタメ系だけでなくあらゆるお仕事に関わらせていただいています。
今回はその中から、わたしが入社当初から毎年プロジェクト参加している『某音楽系イベント生配信』案件(※大人の事情)について、制作裏話をお話ししたいと思います!今年はなんとクライアントさんのご厚意で現地にもご招待いただきました!
まずこの案件で何をやっているの?
『某音楽系イベント生配信』では、わたしたちは主に下記で案件に携わらせていただいています。
■LP(ランディングページ)
広告のリンク先ページで、一般的に広告をクリックすると表示される、縦長の1枚で完結するWebページのこと。アピールしたい商品やサービスの訴求を行い、ユーザーに購入・申込などのアクションを促す目的で制作されます。
■バナー
アピールしたい商品やサービスを画像で表現したもの。Web上に設置する、「お店の立て看板」や「のぼり旗」のイメージ。視覚的にも分かりやすく訴えられて印象に残るので、リンクを貼ることによって広告主のページへ間接的にユーザーを誘導します。
わたしはディレクターなので、これらのお仕事の監督・管理者のような役割を担います。
クライアントさんのお話を伺って認識をすり合わせたら、内容を取りまとめて社内の制作メンバーへ指示を出します。彼らが作ってくれたものをチェックし、修正箇所があれば再度指示を出して、完成まで繰り返します。出来上がったら期限までに納品して、無事終了です。
そのほか、スケジュールの進行管理や、外部ブレーンさんとのやり取り、公開後の切替わりの確認や報告、案件の受注請求処理などもディレクターの大事なお仕事です。
ちなみに弊社ではプレゼントキャンペーンの代行サービスだけのご相談も大歓迎です!試してみたい方はぜひお気軽にお問い合わせください♪
いざ、イベント会場へ!!
時は戻ること数日前。
『千秋さんが◯◯(わたしの推し)好きって言ってたから、あなたのために席を用意したんだよ』
クライアントさんの神レベルのご配慮で、今年は直接イベント開場でお仕事(あれ?”推し事”?)ができることになりました。
来たる出張当日、荷物と胸いっぱいの期待を抱えて、会場がある大阪に向かいます。コロナもあって遠出の機会もなく、新幹線に乗るのはほぼ2年ぶり…!ホームの人の多さに驚きつつ、駅弁もウキウキで購入。久しぶりに食べました。
会場を目指す!
新大阪に着いたらさらに在来線を乗り継ぎ、イベント会場の最寄駅へ。
開場時間のだいぶ前に着きました。すでにファンの方々がかなりの数集まって、”推し”グッズを片手に写真を撮ったり、歓談したりしています。まだ会場内には入れませんが、かなり風が強く寒かったです…。
遠方から来ているらしく、スーツケースを引いている方も多数いらっしゃいました。近くのコインロッカーもすべて満杯の模様…!(このあと地獄を見るのをまだわたしは知らなかった)
開場・開演までまだまだ時間があるので、外出先での作業ルールに気をつけつつ、お仕事に戻ります。人が少なく壁側の席に座れそうな近くの喫茶店にお邪魔して、イベントを全力で満喫(?)するため鬼の勢いで作業します。
大阪といえば名物ミックスジュース!
同じミックスジュースでもお店によって個性が!
作業が落ち着いたので会場に戻りました。
時刻は開演の1時間前。入場ゲート付近は”推し”に会えるのを心待ちにしているファンの方々で更に盛り上がりを見せます。自分が携わったお仕事の先にいるお客さまを直接目にすることはなかなかないので、なんだか熱い気持ちになりつつ、わたしも入場待機列に並びます。
ウキウキで入場!…と思いきや?
そしてやっと入場前荷物検査にたどり着いた!と思った矢先のできごと。
『すみませんが、持ち込み荷物のサイズが大きすぎるので入場できません…。預けるなどして小さくしていただけますか?』
え???????????????
オタク失格!!そして社会人としても失格!!持ち込み荷物のサイズ規制があることをすっかり忘れていました。ちょっと大きいけどリュックだけだし大丈夫!と油断していたわたしが甘かった…。
しかし、前述の通りコインロッカーは駅のも会場のもすべて満杯。必死で空きがないか再確認するも状況は変わらず。
『やばい…このままでは会場にすら入れない…!!推しを見ることなく東京に帰らないといけない…!というか仕事しに来ているのに入れなかったら、仕事してないのと同じ…!?クビ…!?』(※そんなことはない)
いろんな感情が頭を駆け巡ります。藁にもすがる思いで会場のスタッフさん(ベテランそうな風格の信頼感のすごい方)に声をかけると、「荷物預かり所」があるとのこと。野球部並みの声量でお礼を言って、早速向かいます。
在宅ワークで怠けた体に鞭を打ち、ここ最近でいちばん走りました。徒競走だったら絶対に1位だった自信があります。
息も絶え絶えな状態で、スタッフさんに荷物を預けることに成功。なんとか無事入場ができました!!
危ないので、みなさんはわたしを反面教師に、ちゃんと下調べをして焦って走り回ることがないようにしてください。
そしてイベント開演!
紆余曲折ありつつも、待ちに待ったイベントがついに開演!
オープニングの映像と音楽が大音量で流れ出し、会場全体の熱気もファンの一体感も一気に高まります!わたし自身、オフラインの大型イベントは公私ともにだいぶ久しぶり。つい仕事ということを忘れて没頭しそうに…!
何度もシミュレーションを重ねたであろう圧倒的パフォーマンス、きらびやかな照明、大迫力の音響、計算され尽くした演出、無駄な動きなく行われるステージの切り替え、息ぴったりに最高のアングルでアーティストさんを追うカメラ…。
職業柄ついつい裏側のステージを支える方々の姿にも目を奪われてしまいます。
“推し”の存在だけでなく、影から支える関係者全員の力によって最高のステージが創られている。当たり前のことなのですが、改めて目にするとやはり心を打たれます。仕事として見る”推しのステージ”は、いつものいちファンの目線から見るのとは全く違っていました。
改めて何かを「創る」ことの素晴らしさを肌で感じられて、このお仕事にごく一部でも携われていることを誇らしく思いました。あの日に「エンタメ案件をやりたい!」って言い張ったわたし、夢叶ってるよ!!
…といいところですが、大人の事情でイベント自体の詳細は書けません…!!ごめんなさい!!
代わりに、「生配信」の裏側について少しお話したいと思います!
一方イベントの裏側では…
会場とは別に、「生配信」も行っていました!会場のモニターに映る映像をそのまま切り出してお届けするイメージです。
弊社、関係会社メンバーで構成されたチームがオンラインで集まり、検証用の端末で映像を流しつつ、アクセス数の推移・サーバの負荷状況などを見ながら、トラブルに備えて万全の体制でリアルタイム監視しています。
何かあった場合には事前に準備したフローに従って、各社が作業を分担してそれぞれ対応。個々の回線状況によるものなのか、または配信側で生じているものなのか、原因の特定を急ぎます。
わたしたちは、お客さまに情報をお伝えするためにLPに「お知らせとお詫び」を速やかに掲載する役割を担います。そしてトラブル解消が確認されたらそれらの掲載を取り下げます。
そのため少しでも画面にラグが生じたり、音声に乱れがあったりしたら一気に緊張感が高まり、慌ただしい雰囲気に。一瞬も気を抜けない状況で、みんな無事に配信が終わることを祈りながらずっと画面に張り付きます。
※イメージ
当日は、上司も客席にいるのに監視チームの一員として業務用スマホに張り付いていました。わたしは上司の粋な計らいで当日はシフトから外してもらえて、イベントをバッチリ満喫しちゃいました。(もちろん別日にちゃんと監視対応しています)
自分の「やりたい」は叶えられる!
ここまで『某音楽系イベント生配信案件』をベースにわたしたちのお仕事と、わたし個人の経験についてご紹介してきました。
株式会社コンテンツは、新卒で入社した全くの未経験のわたしでも「やりたい!」という強い熱意を持って手を挙げれば、お仕事を任せてもらえる、そんな会社です。もちろん周りの先輩方、リーダーもちゃんとサポートしてくれます!
当社では、一緒にお仕事をしてくださる正社員・契約社員を不定期に募集中です!
新卒の方も、転職を考えている方も、何か「やりたい!」という熱い思いがある方、一緒にチャレンジしませんか?
詳しくは、RECRUITにてご確認ください。
また、当社へのお仕事のご相談・ご依頼は、CONTACT USよりお待ちしております。Google Meet/Zoom/Microsoft Teamsなどオンラインでの打ち合わせも可能ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!