株式会社コンテンツでは現在、「キッズ向けゲーム制作/開発」を進めています。
なぜ、このプロジェクトに取り組もうと思ったのか。
それには多分に新型コロナウィルスが影響しています。
私たちがもつクリエイティブの力で、外に出れない子供たちに少しでも楽しみを提供したい。
そして、こんな時だからこそ、家族・親子のコミュニケーションを育むきっかけを作りたい。
あとは、なんといっても、創ってみたい。。
そんな想いから、これまでに約4ヶ月間で4つのゲームを公開してきました。
(2020年9月現在。もちろん無料で遊べます)
各ゲームは基本的にはスマホやタブレット推奨ですが、Webブラウザを使用しているので
PCはもちろん、各種モニターへの対応も可能な仕様になっています。
さらに、ただ作るのではつまらない!という事で、
「ぱおぴー」というゾウ(象)のキャラクターをつくりました。
このミニゲームたちは「ぱおぴー」が遊んだゲームたち。
そんな世界感を表現するために<ぱおぴーのミニゲーム図鑑>をつくって、
ぱおぴーにゲームを紹介してもらっています。
しかも公式Twitterアカウントもつくりました。
意外と本気なのです。
「遊ぶ」「楽しい」にプラスできる価値
ところで、ゲームを制作していると、
「このゲーム、こんなシチュエーションで、こんな効果があるかもね」
と、気づくことがありました。
最初は当然「子供たちが楽しめるように」ということを考えて制作していますが、
実はこのゲームを使って、「子供たちが楽しむ以外の効果」が生み出せるんじゃないかと。
それが実現できれば、ゲームに新しい価値がプラスできるはず!
私たちが制作しているゲームが世のため人のためになることができたら、どんなにうれしいか!
ということで、
私たちと一緒に、少し「キッズ向けゲームのもつ価値」を想像してみてください。
想像その1:手洗いのイントロになるゲーム
現在、社会における「手洗い」の位置付けは非常に重要なものになっていますね。
もちろん、子供たちは外から帰った時、飲食をする前などに大人から「手を洗いなさい!」と言われています。
これは今始まったことではないんですが、より一層言われちゃうのがコロナ禍の「今」です。
それは家庭だけじゃなく、例えば保育園や幼稚園なんかでも結構神経を使う場面だと思います。
誰が神経を使うのか?先生が、です。
先生たちは、きちんと洗わせるために「手洗いの歌」なんかを使ったり、
色々と工夫されていますよね。(先生方、ありがとうございます!)
そんな先生たちの強い味方として、
「あわあわだ~れだ?」というゲームを使ってみたらどうなるか。想像してみました。
例えば、このゲームをモニターやテレビ画面でプレイできるようにしておきます。
手洗いの時間になったら、先生はこう言ってみます。
「さぁ、みんな、「あわあわだ~れだ」の時間だよ=!」(手洗いの時間だよ!じゃなくて)
子供たちはモニターやテレビの前に一旦、集合します。
まずはゲームをやってもらって、動物を当てたりしながら楽しんでもらいます。
「じゃ、どうぶつをみつけた子から、手を洗ってね!」と促してもらいます。
こうしてゲームを手洗いのイントロとして使用してもらうことで、
●子供たちにとって「手洗いの時間は楽しいもの」という印象になる
●ゲームで手をゴシゴシするアクションを体験してからなので、
リアルな手洗いもゴシゴシしちゃうかも(キチンと手洗いできる)
先生たちも嬉しいし、
なにより、子供たちが手を洗うという行為に前向きになれる。
という効果を想像してみました。
想像その2:デリバリーサイトからファンにしちゃうゲーム
最近、外食が減っちゃって、デリバリーが増えました。
なんてご家庭も多いのではないでしょうか。
ウチはココの店!と決めているご家庭は別なんですが、
「ん~今日はどこにしよっかしらぁ」と悩んじゃう時もありますよね。
そんな時、例えば、あるお店のサイトに
「もりのミラクルシチュー」というゲームがついていたらどうなるか。
想像してみました。
「ママ、このお店がいいよ!」
なんて子供から言われたりするかもしれません。
子供がお目当てのゲームで楽しんでいる間、
親御さんはそのお店のサイトにしばらく滞在するわけですね。
そこでうまくメニューなんかも訴求できたら、
「じゃ、もう今日はここにしよっか!」なんてことになったりするかもしれません。
ちなみに、カレー屋さんだったらミラクルカレー。
お寿司屋さんなら、ミラクルお寿司、
といった感じで、飲食店の業態ごとにミニゲームの内容をカスタマイズすれば各々のお店と親和性が高まりますね。
こうして
●プレイする子供は楽しい
●子供からお店のファンになる
という効果を想像してみました。
唯一、親御さんには、子供にせがまれて、予期せぬメニューを注文しちゃうかもという
リスクが潜んでいますが。。
楽しみながら、●●するということ
というわけで、今回はあくまでも想像の中でのお話でしたが、
私たちは、これをただの想像で終わらせるつもりはありません。
日々、社会との関わりも視野にいれながら、ゲーム制作に勤しんでいます。
もちろん、根っこにあるのは、
「子供たちを楽しませたい」という想いです。
このプロジェクトを通じて、一番勉強になっている事は、「キッズ向けゲーム」のもつ力です。
教育するにも、訴求するにも、
「子供たちが楽しんでいる」という事が同時に起きている。
それを可能にするのが「キッズ向けゲーム」なんだと思います。
今の時代、沢山のゲームが存在しますが、
それをどう使って世の中を少しでも楽しくすることが出来るか。
私たちはチャレンジしていきます。
楽しい世の中になる時、
そこにはいつだって子供たちの笑顔があります。
最後までありがとうございました
今回は私たちの想像に最後までお付き合い頂きありがとうございました。
キッズ向けゲームにご興味がある方、違う想像をお持ちの方がいらっしゃった場合は、
ぜひご連絡ください。
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ちなみにこんなメンバーが日々、制作に勤しんでいます。
この人が、ぱおぴーの中の人だったり、そうではなかったり。